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INTERVIEW

「ライブパフォーマンスに必要な全てがある」 ファンキー加藤さんのバンゲ活用術

「バンゲに通う人々」に代表・新田明臣がインタビューする企画です。今回登場するのは、音楽グループ「FUNKY MONKEY BΛBY’S」のファンキー加藤さん。バンゲ歴10年超の加藤さんは自身のSNSでキックボクシングフィットネスに励む様子やトレーニングの楽しさを発信しています。加藤さんにフィットネスの魅力や今後の挑戦について聞きました。

バンゲ歴10年超、きっかけはプロデューサーの紹介

新田:加藤さんがバンゲでトレーニングするようになって10年以上になりますね。

加藤:はい、バンゲに通うきっかけは、(再始動前の)ファンモン時代からお世話になっている音楽プロデューサーのYANAGIMANさんにご紹介いただいたことなんです。
僕はもともと格闘技が大好きで、キックボクシングジムにも興味があったけれど、人見知りなほうで、ジムを決められずにいたんです。そんなときにYANAGIMANさんが「僕の知り合いがキックボクシングジムをやっているから紹介するよ」って言ってくださり、それがきっかけになりました。

新田:YANAGIMANさんは僕と同郷なんですよね。鹿児島県の奄美大島です。

加藤:そうでしたね。最初はバンゲに恐る恐る行ったのですが、新田さんもYANAGIMANさんと同じ穏やかなオーラをまとっていて安心しました。陽のオーラを持っていて、周りを明るく照らしてくれるという印象があります。

人が相手だから続けられる ライブと格闘技の共通点

新田:加藤さんにそう言っていただけると嬉しいです。バンゲに来る前もトレーニングはしていたのですか。

加藤:はい、過去にも一般的なフィットネスジムに通っていました。でも1人のウエートトレーニングは孤独を感じてしまう場面が少なくなかったんです。
一方で、キックボクシングフィットネスはメニューの作成からトレーナーさんと対話しながら動きをつくっていきます。僕の性分に合っていました。

新田:確かにキックボクシングフィットネスはトレーナーと相対しますからね。人間を相手にしている点で、マシンで鍛えるトレーニングとは違う。

加藤:そうなんです。音楽にも共通するところがあります。実は僕、いまだにレコーディングは苦手なんです。
テレビ収録もカメラしかないところは苦手。理由はお客さんがいないから。どこに向かって歌っていいかわからなくなりますね。
一方で、大勢のお客さんを前にして歌うライブはすごく得意です。

新田:なるほど、格闘技の試合と音楽ライブは似ているところがあるかもしれません。

加藤:はい。音楽ライブと格闘技の試合って直前から本番までの集中力の高め方が似ていると思うんです。
僕は昔からプロレス、柔道、相撲、キックボクシングと本当に格闘技が好きで、プロレスラーになりたかったほど「強さ」への憧れがあるんです。ライブも自分にとっての試合だと思って挑んでいます。 だからトレーニングもトレーナーさんとマンツーでやるキックボクシングが性に合っているんだと思いますね。

週2回のトレーニングで体の変化を確認

新田:加藤さんはバンゲに週2回ペースでコンスタントに通っていただいていますよね。トレーニングがもたらした成果はありますか?

加藤:トレーニングが仕事のパフォーマンスに直結するので、半分ぐらいは仕事の一環として通っています。あとの半分は楽しみでありストレス解消ですね。
コンスタントに通っていると、自分のコンディションの変化が分かるんです。ツアーに向けて体を軽くしていこうとか、「先週よりは動けるな」とか確かめながら練習しています。

新田:ライブの体力づくりにキックボクシングフィットネスは最適だと思います。

加藤:めちゃくちゃいいですよ。色々な人に勧めていて、実際に始める人も多いですよ。

新田:ありがとうございます!ちなみにどんなところが気に入っていますか?

加藤:キックボクシングフィットネスは全身トレーニングですよね。あと有酸素運動、無酸素運動、筋トレや神経、頭も使う。僕の場合、ミット打ちしながら声を出すんです。腹式呼吸のトレーニングにもなって言うことなしです(笑)。ライブパフォーマンスに必要な全てが詰まっていると思います。
声が大きすぎて、いつのまにかトレーニングする場所が地下になっていました(笑)冗談ですけれど

新田:こう話している今でも、加藤さんの声はとてもよく通るのでさすがですね。バンゲの雰囲気はどう感じていますか。

加藤:スタッフの方全員が笑顔で接してくれたり、気持ちよく挨拶してくれたりする雰囲気が好きです。皆さんがバンゲカラーの黄色のイメージそのままですね。1人1人ヒマワリみたいで、居心地がいい。
コロナ禍でライブができなかった時は本当に働かせてもらおうと思ったぐらいです(笑)

新田:ぜひお願いします(笑)。加藤さんがトレーナーやっていたらみんな驚きますよ。

加藤:その日のために、鍛えておかないとですね。

ボディラインが美しくなる 女性にもおすすめ

新田:加藤さんとは長いお付き合いですが、男らしいですよね。どんな場面でも逃げない。ミュージシャンの方は私生活も含め常に注目される大変な職業だと思います。
大変な中でも、加藤さんは人間らしい人の部分が見える方だなと感じます。
21年にファンモンが再始動しました。次はどんな挑戦をしてきたいですか?

加藤:音楽的な挑戦として色々描いていることはあります。ただ、入れ替わりの激しい音楽業界で、好きな音楽を続けられていることに幸せを感じています。これからも音楽を続けるための一番の土台になるのが健康や体力です。
キックボクシングはやること全てがライブパフォーマンスに直結するので、コンディショニングは、ほぼバンゲに頼っています。加えて毎日5キロぐらい走っています。

新田:トレーニングメニューはほぼ一緒なので、体調の変化が分かりやすいですよね。
僕が格闘技を続ける理由は世界平和なんです。平和でなければ格闘技はできません。アーティストの方も同じだと思います。同じリングの上で『作品』を作っている。
対戦相手に敬意を払い、魂を高め合うことが大事だと思っています。

加藤:これまでファンモンの楽曲にあえて政治的なメッセージは入れてきませんでしたが、今回の新しいアルバムの中では平和について少し踏み込んだ曲があります。
一個人としては、他者に優しくなりたいなと思いますね。優しくなるためには精神的にも肉体的にも強くなることが大事です。それがトレーニングを続ける理由でもありますね。

新田:最後に加藤さんからバンゲに関心がある方にメッセージをお願いします!

加藤:格闘技というと怖いイメージあるかもしれませんが、一度来ていただければバンゲの温かさが分かると思います。ボディラインも美しくなるので女性にもお勧めです!

新田:加藤さん、今日は本当にありがとうございました!

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6月10日からは全国ホールツアー「太陽の街ツアー」を地元・八王子からスタート。

<FUNKY MONKEY BΛBY’Sオフィシャルサイト>
https://www.funkymonkeybabys.com/

<「太陽の街ツアー」特設サイト>
https://www.funkymonkeybabys.com/feature/taiyonomachi
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