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なぜ、バンゲは多くの方に支持されるジムになったのか?
現在は老若男女を問わず多くの方が利用しているバンゲが産声を上げたのは、今から約20年前のこと。代表の新田明臣がプロキックボクシング選手現役時代に開業した「バンゲリングベイ江古田」が始まりです。今回は、現在の「バンゲ」に至る“創業ストーリー”をご紹介!
「パーソナルトレーニング」と「格闘技エクササイズ」を受け継ぐジム
19歳でキックボクサーとしてプロデビューし、WKAムエタイ世界スーパーウェルター級王座を獲得した新田は、2003年、江古田にあった知人のジムをシェアする形で「バンゲリングベイ」を開業しました。それは、現役選手とジム経営者という“二足のわらじ”での型破りなスタート。その後、2005年には2店舗目となる「バンゲリングベイ水道橋」をオープンします。この年にはK-1 WORLD MAX 日本代表決定トーナメントに出場し、準優勝という好成績を収めました。
この2005年には、新田にとってもバンゲにとっても大きな転機となる出来事がありました。それは、新田が通っていたジム「トータル・ワークアウト」がK-1とコラボして、「K-1 EX」というジムが誕生したこと。新田がインストラクターを務めたことで、「トータル・ワークアウト」を運営するケビン山崎さんのパーソナルトレーニングのメソッドと、「K-1 EX」が実現した“格闘技エクササイズ”という新しいスタイルを、バンゲリングベイも受け継ぐことになったんです。
新たな拠点・恵比寿の地で成長を続けていくバンゲ
その後、新田は2008年に現役を引退。前年の現役最後の試合では「ベニー”THE JET”ユキーデ・プロデュース 武頼漢 -BURAIKAN- J・BOY! UKF」の世界ミドル級王座を獲得し有終の美を飾りました。そして引退した年、現在の拠点である恵比寿に、3店舗目となる「バンゲリングベイ」を開くことになります。この本格的なキックボクシングジムが、実質的に現在のバンゲの礎となりました。
恵比寿を拠点として定めたのは、さまざまな協力者との出会いの中で起きた偶然でした。新田にとって初めて縁ができた場所でしたが、新田自身にも、バンゲリングベイにもフィトした「僕たちが共に成長したいと思うような、意識の高い人たちが集まる街」だと感じたそうです。そしていよいよ2008年2月22日、この恵比寿の地に「バンゲリングベイ」をオープン!
新田にとって恵比寿のバンゲリングベイは、初めて経営に専念したジム。順風満帆とはいえないスタートでしたが、ジムはただの空間ではなく“生きている場所”であること、世の中の変化のスピードに合わせて柔軟に変化していく必要性、「無意識」と「意識」の両方を感じることの大切さ……。ジムが成長していく中で、新田とバンゲのスタッフはさまざまなことを学びました。
ジムのスタッフとユーザー間でモチベーションの高さが伝播する
現在は、「バンゲリングベイ 恵比寿ジム」を旗艦店として、同じ恵比寿には「ストロングジム」と「プレミアムジム」、世田谷には「駒沢ジム」を構え、老若男女を問わず多くの方に利用していただいています。メディアに取り上げられる機会も増え、多くの著名人の方も通う人気のジムとして、徐々に知名度も高まっていきました。
バンゲがたくさんの人に利用していただけるようになった理由を、新田は「エネルギーが伝播するから」だと考えています。新田やスタッフの熱量が利用していただく方に伝わり、さらに利用者同士で伝わっていく。ジムは身体を鍛えるための場所ですが、バンゲがいわば“パワースポット”としても機能しているからこそ、身体を鍛える・整えるモチベーションが持続するんです。
2023年には江古田での創業から20年、恵比寿でのオープンから15年という節目の年を迎えます。これまで新田がキックボクサーとして、ジム経営者として経験を培ってきた中で感じたのは「モチベーションが人生を変える」という事実。進化を続けるバンゲで、ぜひあなたもぜひ体験してみてください!